5月の30日を「ごみゼロの日」と呼ぶようになりましたね。
1970年代に愛知県豊橋市の山岳会らの呼びかけで始まり全国へ拡大。のちに厚生(現厚生労働)省が同日を初日とする「ごみ減量化推進週間」を正式に制定。現在は6月5日(環境の日)までを「ごみ減量・リサイクル推進週間」と定めているそう。
シンプルな暮らしを心掛けていると、ごみはだんだん減っていきますよ。
責任ある消費を行うことをエシカル消費と言いますね。
私たちが追い求めてきた物質的な豊かさが温暖化現象を引き起こしていることは明確で、消費に依存するこれまでのスタイルを見直す機会にお片付けはピッタリです。
子どもは、楽しそうに消費する大人の姿を見て、消費することに憧れます。
「急がせる」「先取りさせる」「独占させる」「他人と比較させる」「評価させる」「限定をかける」「束縛する」子育てのコツの真逆が消費の促進だと気づきます。
以前あったご相談に、こんなエピソードがありました。
『年老いた両親が家に沢山のモノを溜め込んで狭苦しく暮らしている。もう一度人生を生き直せるんじゃないかと思うくらいの使いきれないモノの量を見ると、この先が心配です(「誰が後始末するの?」的な)。』と
子どもは反面教師にできるでしょうか?資源枯渇はどこ吹く風でしょうか?
消費することだけが喜びになっている人は、常に誰かに何かに依存していなければなりません。依存は私たちを、か弱くし、いつの間にかコントロールされる側になり、ときに崩壊していきます。
私たちは与えられるだけでなく、自分のチカラで何かを生み出せる存在でいられるといいですね!創り出す喜びを大人が持ち、そんな姿に子どもが憧れてくれたら嬉しくないですか?
【お知らせ】
おかげさまで2022年度中の新規レッスン受付枠はあと一件ほどになりました。新規着手は11月頃になる見込みです。
こころとすまいのお片付け
旬の片付け2022年6月編