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デジタル推進、私たちの生活にどのように関わってくるのでしょうか?
暮らしを整えるお片付けの中にもデジタル移行期の変化が見て取れます。(その1)

フィルムカメラからデジタルカメラへ軸足が動いたのは、ほんの16~17年前のこと。
その後、ケータイやスマホのカメラ機能が生活の中に急激に浸透しました。
写真はプリント(印刷)して保存するものではなく、デジタル端末で一時的に保有し、
誰かと共有するものという価値観と行動の変容も起こりました。

自身もフエルアルバム世代ですが、
フィルムカメラを手放して以降のプリント写真の出力枚数は激減を通り越して、ほぼ無いに等しい状況です(笑)

 

「誰もが写真を撮る時代」に到達したことで、
写真が持つチカラは拡がり、加工され、SNS等を介して、より多くを楽しめるようになりましたね。
こうして振り返ってみると平成もまた劇的な移行期だったのですね。

 

情報は
「切り取って自分だけのものにする」から
「必要なときにアクセスする」にどんどん変化していますね。
物体としてのモノは減っていく傾向です。

 

整理(処分)したい持ち物のひとつに、この「プリント写真」があります。
プリント写真全盛期世代の皆さまの中には、せっかく撮った写真を紙袋やダンボールに突っ込んだまま、
「いつかアルバムに整理したい」という願望をお持ちの方がみえると思いますが、
やみくもに始めず、着手前に自分なりの方針(ビジョン)を決めておかれることをお勧めします。

 

プリント写真世代が保有しているアルバムやプリント写真ストックは、おびただしい量だと推測されます。
片付けの現場でも「困ったちゃん」化しています。
親世代が残していく物で、保管や処分に困る代表選手が「大量の写真」(笑)

たとえ家族の写真であっても、凄まじい量だと感傷に浸るどころの騒ぎではありません。
実際、重くて分厚いアルバムを置いておくような場所もありません。
大切に受け継いでほしい写真にはタグ付け(わかるように印を付けておく)が必須です。

あの世には何も持っていけません。
すべては借り物だと考え着くと、どうやって大切に使って、いかに還そう(返そう)との悟りに至ります。
手元に残しておく、そして いずれ誰かに託していく写真や思い出の品は最低限で良いのではないでしょうか。

 

写真に一穴パンチで穴をあけ、ステンレスリングで束ねておく。
テーマごとにタイトルを付ければ立派なアルバムです。
軽くて小さいので同窓会に持って行ってもいいですね!時系列の組み替えも瞬時にできます。
写真のどこかに日付や撮影場所、コメントを添えておくと見返すとき楽しいです。

あなたはどんな写真を見返したいですか?

これから作るアルバムは誰が見返してくれますか?ビジョンがあるとはかどります♡

旬の片付け♡2021年2月編

 

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