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毎日暑いですが、すっかり日が落ちると、草むらから虫たちの涼やかな鳴き声や羽音が聞こえてきます。
私は住宅街に住んでいますが、まだぽつぽつと田圃が残っていて、
黄金色に輝く稲刈りの風景は残暑にありながら秋の訪れを感じさせてくれます。

皆さま、いかがお過ごしですか?

 

コロナが発生した同時期に、
SNS(Facebook)でリサイクル&リユースグループを作らせてもらいました。

キッカケは

片付けの現場で、まだ十分に利用できるものを処分しなくてはいけないシチュエーションに遭遇することが多く、
身近な人に譲ったり、リサイクルショップやフリマアプリなどを利用して手放していただくのですが、これ結構な時間と手間がかかります。
値のつかないモノや、送り賃の方が高くついてしまうモノもあるし、そもそも、不用品をお金に変えたいわけではない場合もあります。

 

そういった、自分には不要だけど、まだ役立つモノを巡らす方法はないのかと考え、
「無料」で、
「地域」で、
「顔の見える関係」で
できる活動はないかと思い、いろいろと調べ、神奈川県のグループを参考に作成しました。

グループを立ち上げたその夜、70名ほどのFacebook友達が参加してくれました。
一年半が経過して800名ほどのグループになり、毎日のように譲り合いが行われています。

 

コロナが勢いを増し、はじめの緊急事態宣言が出た頃、
自粛期間中どうせ家に居るのなら…と全国的で持ち物を整理する家庭が増え、爆発的にごみが増えているとニュースになりました。

片付けを生業としている私が感じたことは、
・身のまわりを見つめ直すきっかけ
・持ち物を一つ一つ点検する時間
があれば、多くの人が自分の周りを心地良く整えたいと行動するのだと思いました。
(そして、どの街にも同じような譲り合いのグループがあれば、まだ使えるモノがごみにならず、たくさん救われただろうなぁと思いました)

 

・たいして必要でも大切でもないモノを手に入れるのはやめよう
・資源の無駄遣いをやめよう
そんな風に暮らしをシフトした方も多いと聞きます。

 

未知の感染症は環境破壊が原因と言われていますね。気候変動も同じです。
今より気温が上がった未来では、どんな感染症が発生するのでしょうか。

 

今だけ、コロナだけに注視していると、大切なことを見失ってしまわないか心配です。

急がば回れ

課題解決が次の課題の火種になっていくような対策はもうやめて、
やめられるものは全部やめて、身軽になっておくことの方が大切なんじゃないかと思います。

 

こころとすまいのお片付け
旬の片付け 2021年9月編

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