skip to Main Content

最近、クライアント宅でスノコベッドを導入しました。
それまでは布団を上げ下げして生活されていたのだけど、片付けレッスンを機に変更することになりました。

この逆もあって然りですが、ベッドを選択した一番の理由は、「生活にメリハリをつける(緩める・張る)」でした。その他にも、睡眠の質の改善、ホコリ対策、家事の軽減、押入れの湿気対策など様々あります。

布団の上げ下ろしは、良い運動にもなりますが、狭苦しい押し入れに無理やり詰め込んでいるような場合や、押し入れの下段にしか収納スペースがない場合など、その労力やカビ対策が毎日のストレスになったりします。片付けして使いやすく工夫するって大切なことですね。
もちろん、それをした上で、朝晩に時間の余裕がないご家庭などでは、布団からベッドに変更するメリットが上回ることが多いでしょう。

ベッドを導入すると、部屋が狭くなり、寝ていない間はデッドスペースになってしまう一面もあるため吟味が必要ですが、部屋の役割を明確にし、部屋に合うサイズを選ぶことでマイナス材料の多くは解消できるものです。

これまで使ってきた布団を最大限活用し、湿気によるカビ対策をし、つい掃除がしたくなるような空間を目指します。

 

心地いい暮らしに多くの持ち物は不要ですが、必要なものもありますね。
今回は希望のサイズがなく利用できませんでしたが、家具(インテリア)のサブスクリプションも増えてきました。

 

家族の成長や加齢に応じて「ほしいもの」「必要なもの」は変わっていく。
『大事にする』と『不便になる』は、実は常に背中合わせで、どんなものでも必要な期間だけ使って、還せる(他の人が再利用できる・資源回収できるなどの)仕組みを社会全体で作っていくことが求められていると感じます。

 

誰かを困らせたり、環境を壊したり、ごみを増やしたりせずに
・安心して買う
・安心して手放す
が出来たらいいですよね!【つくる責任・つかう責任】全うしていきましょう!

 

おかげさまで、片付けコーチは13年目を迎えることができました。
住まいを通して一人ひとりの価値観や暮らし方を見ていると社会にどんな課題があるのかに気づくことできます。社会のより良いデザインに私たちのような仕事が役立っていると思っていただけるよう、今後も精進してまいります。

こころとすまいのお片付け代表 福島典子

旬の片付け
2022年3&4月更新

Back To Top