skip to Main Content

片付けを生業にしながら学び続けているESD
Education for Sustainable Development

日本語では「持続可能な開発のための教育」と訳し、サスティナブルな社会を実現していくことを目指して行う学習や教育活動。
持続可能な社会の実現のためには全ての人が「暮らし方」や「社会の仕組み」を持続可能なものに換えていく必要があり、その担い手(暮らし方や社会を変えていくアクションを起こす人)を育む教育のことを言います。

教育というと子どもに対してのイメージを持たれるかもしれませんが、私たち大人にも必要です。課題について考えたり、事態を変えていこうとするとき、ESDの特性や考え方がとても役に立ちます。

 

私の仕事は、
シンプルな暮らしの素晴らしさを伝えながら、持ち物との付き合い方を見直していただく。
です。多くの依頼主(クライアント)は、モノの整理と同時に、自分の生き方を考え始めます。

「どうして、こんなに物が欲しかったのかな?」

「持ち過ぎたことで苦しかったの?」

「自分は、もう充分に幸せなんだ」

私たちは、何時からだって、幾つからだって変わっていくことができます。

 

どうせ生きるなら、身軽に!
誰かを困らせるような消費はやめよう!
自分を大切にするように、まわりを大切にしたい!

サスティナブルな暮らしの入口に立つと、考え方も行動も変わります。
ESDの特性や視点がこれに重なっていることに気づき、レッスンにさり気なく取り込んでいます(笑)

 

私たちはそれぞれがオンリーワンの存在。
いろいろ違いがあって当たり前。ほかの誰かと比べて一喜一憂する必要はありません。視野を広げていくと、私たちの生活は自然や文化、社会や経済など多種多様な事物から成り立っていて、その人・その場所・その環境で健やかに生きる術を身につけていきたいもの。

自分には必要ない流行を追いかけ過ぎてムダな出費を重ね、溢れるモノの中で疲れ果てなくても大丈夫!豊かに生きていける!

私たちの暮らしを成り立たせてくれているのは環境要因や資源。
そもそも自然環境を取り返しがつかなくなるまで破壊してしまえば生きていくことさえできません。資源は有限で、将来世代の苦労を考えず使い尽くしてしまってはいけない。
倫理的な配慮を持って消費することの重要性を知ることが必要です。
買っては捨て、ごみをたくさん出し続ける暮らしを今すぐやめましょう。

 

ESDを学んだことで、
一人ひとりが大切にされる社会とは、どんな社会なのか。
現在だけでなく、将来世代や、ほかの種に対しての責任とはどのようなものなのか。
一人ひとりが自律していくことと皆が力を合わせて解決していくことの両方が必要だと、やっとわかってきました。

これまでのやり方を変えていくエネルギーをシンプルな暮らしの中からチャージしていただきたい・あなたとつながりたいと思います。

こころとすまいのお片付け
旬の片付け 2022年11月編

Back To Top